静岡記念決勝を振り返る

静岡記念準決勝はネットでダイジェスト映像を見た。
決勝に勝ち上がったメンバーを頭の中で想像した時に、村上をマークするのは新田だなと極く自然に思ったのだが、昨日のLitzさんのブログを読むと、マーク新田が決まるまで選手間で
いろいろと思惑が錯綜していたことがわかる。
競輪記者に質問を受けたから選手は“気軽に”応じたのかもしれないが、瞬間的な答えの方が
“本音”を吐露してる可能性はおおいにあると思うよ。

小嶋が村上をマークするなんて全く想像しなかったが、考えてみると中近なんだね。
しかし“小嶋がマーク”は純粋な自力の小嶋であるだけに、村上にとっては全く迷惑な話で、小嶋の最初のセリフは村上への配慮が感じられない。それでもその選手間の思惑の錯綜こそが“This is 競輪”なんだと改めて気づかされた自分がいて、しみじみとした気持ちになった。

車券を当てることのみが競輪の醍醐味でもないことは知ってるつもりであったが、実際にはそれを楽しむだけの情報量が競輪メディアに存在するのかというとかなり疑問である。
競輪人気の復活のヒントはそこにこそあると思うのだけど・・・・。

さて、もう一人、単騎の哲男が村上マークを主張したとすると、
並びは、

①村上-哲男、小嶋-富生、新田-望月、藤田-長塚-浦川

しかし実際には

②村上-新田-望月、藤田-長塚-浦川、哲男、小嶋-富生と並んだ。

もし①のように並んだとすると混戦である。
激しい捲りあいになったかもしれないし、捲る選手同士のけん制があったかもしれない。

実際には②のように並んだので、はっきりいって優勝する選手は限られた。
新田か小嶋しか頭は有り得ない。
実際に村上が早目に藤田の先行を叩きにいったので、新田と小嶋の一騎打ちになった。
かなり淡白なレースになったのは事実である。
しかしバンクにいたお客さんも、スピチャンやネットで観戦したお客さんも全員納得したレースだったと思う。

なぜか。
“静岡記念”だからだ。
ピン、ピン、ピンで勝ち上がった新田が村上の番手をマークしたのだから、
村上の仕事は決まってしまった。
だからといって村上本人も、お客も、他の選手も不満はない。
しかしこのメンバーでこの並びで熊本や函館でレースをやったら・・・・・。
村上はゆっくり捲ってもいいよね。
想定内のレースも“This is 競輪”だよね。
[PR]
by satomarumakoto | 2007-02-14 23:02
<< お礼を言うんやったら、〇〇〇〇... 山田裕二の今年の抱負 >>