猫への介護が終わった日

ブログ復活74日目。

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“くゥちゃん”・・・・15時30分、たぶん老衰のため臨終。
19歳か20歳だから人間でいえば100歳ぐらいなのかな。
息を引取ったのを見届けたのは親父で僕は外出していた。
歩けなくなって約一月、そういやあ今朝は様子がおかしかった。
むくむくむくむく顔を上げて動こうとしていたんだが日中もそんな感じで親父は身体をさすってあげてたらしい。

そんな親父は、
“ぼけて小便漏らすようになったら安楽死だな”・・・・と言ってたんだが・・・・・
結局は最後まで猫の介護に努めた。
親父だけでなくおふくろも介護には一生懸命で、猫用のおむつ、脱臭シート、脱臭剤を用意したのは親達だし、布団の洗濯もおふくろがやった。
しかし・・・・・・居間はくうちゃんのおしっこの臭いが充満してとても人がいられる状態ではなかったんだけど、おむつしてる猫に添い寝しながら親父はテレビを見ていた。
僕は・・・・・・
“2階に猫部屋を作ったらいいんじゃないかな”
と提案したんだが・・・親父もおふくろも結局は首を縦には振らなかった。
やっぱり戦前に生を授かった人は優しいのかもしれない。

猫の世話をしていたのは両親で飼ってる主はあくまで僕の親達だった。
キャットフードや猫砂を買ってくるのは親父だったし、猫砂を捨てるのもおふくろがしていた。

かといって僕は全く“くうちゃん”に対して無関心だったわけでなく、触りまくったり、かまったり・・・・・・・。
それは虐待ではなく猫へのスキンシップだったし、実際“くうちゃん”の方から触ってくれといわんばかりに擦り寄って来ることも多かった。

外出から帰って来たときには亡骸はダンボールの中。
もう最後なんで・・・名残惜しい気持ちを手にこめてすりすりとくうちゃんを触ってみた。
まだほんのりあったかいような気がした。
夕食後・・・・もういちど触ってみたいなと思って縁側に行くとダンボールの棺はもうなかった。
封されたダンボールは親父の車の中でスコップと一緒に“明日の準備”。

“なんだ・・・もう・・・お棺・・・封しちゃったの?”・・・・と僕は親父に声をかけた。


匿名だから言えるけど猫に対する妹の偽善的な態度に僕は嫌悪感を感じていた。
僕やおふくろがくうちゃんをかまってると
“可愛そうだからやめなよ”
と必ず注意してきた。
確かに触りまくってはいるんだけど・・・・・・・。
猫を抱いたり触ったりしようとしない人にそう言われるのは不快だった。
そんな妹は、猫の姿を見ると、
“可愛いね・・くうちゃん”
と声をかけるだけで・・・・・・・・せいぜいやさしく撫でるぐらい・・・・・・・・・。
あんまり好きそうには見えなかったな・・・・・・・。
そういう妹は自分の娘に対しても何かよそよそしい・・・・・・
僕にはよそよそしく見える。
肉親なんだから・・・・・
もっと・・・・・・・本音で暮らしてもいいと思うんだけどな・・・・・・・。


居間がくうちゃんのおしっこの臭いで臭くなることより、僕達のそばで死なせてやりたいと思っていた親父とおふくろの気持ちはやっぱり優しいと思う。

他の人はペットの臨終の時はどうしてるんだろうねえ・・・・・・・・。
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by satomarumakoto | 2009-05-12 18:53
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